安全情報 感染症広域情報
感染症広域情報
1.H5N1型鳥インフルエンザ
鳥インフルエンザは、感染したトリと濃厚に接触した場合にヒトへ感染します。マレーシアでは市場等で生きたトリが売られていたり、その場で食肉に解体されたりしておりますので、むやみに近寄らないようにするとともに、手洗いやうがいの励行を心掛けてください。
2.狂犬病
狂犬病は、犬だけでなく、他の哺乳動物(ネコ、スカンク、コウモリ等)からも感染し、発病すると有効な治療方法はなく、ほぼ100%死亡します。
万一、犬などの動物に咬まれた場合は、すぐに傷口を石けんと水でよく洗い、医療機関において、できるだけ早く傷の処置と狂犬病ワクチンを接種してください(ワクチンは咬まれた後、早急に接種するなども有効)。
また、帰国時には検疫所に申し出てください。
3.デング熱
デング熱は、ネッタイシマカにより媒介される病気で、全世界で年間数千万人の患者が発生しており、2007年以降、更に流行地域が拡大しています。マレーシアでも毎年かなりの数の死者が出ています。
長袖・長ズボンの着用や虫除けスプレーなど、蚊に刺されないための予防対策が必要です。
4.その他
食べ物や水を介した感染症(A型肝炎、E型肝炎、コレラ)
蚊を介した感染症(マラリア、黄熱、ウエストナイル熱)
海外の感染症に関する情報は、以下のサイトより入手することが可能ですので、渡航前に確認することをお勧めいたします。
厚生労働省検疫所(海外渡航者のための感染症情報)ホームページ
http://www.mofa.forth.go.jp
国立感染症研究所感染症情報センター(感染症別の詳細情報)
http://www.nih.go.jp/disease.html
外務省ホームページ(世界の医療事情)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html
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