| English

治安(防犯)情報

安全の手引き

鳥インフルエンザ関連情報

感染症広域情報

デング熱について

レプトスピラ症について

指定病院リスト

ホーム> 治安情報 >路線バス(ラピッドペナン)内において窃盗(スリ)被害が発生
 
ペナン安全情報(平成27年1月13日更新)
路線バス(ラピッドペナン)内において窃盗(スリ)被害が発生

 
【在ペナン日本国総領事館】
 
【事案の概要】


    1月9日(金)午後1時30分頃、在留邦人の男性が、バトゥ・フェリンギからコムター行きの路線バス(ラピッドペナン101)に乗車中、リュックサックを開けられ、中からポーチ1個(パスポート在中)を抜き取られる窃盗被害が発生しました。
  
   被害当時、車内は非常に混み合っており、邦人男性は夫人とともに、バス中央付近に立っていました。すると、中年位の男性(50歳前後位)が、夫人に席を譲ってきたため、夫人は勧められるがままに席へ着き、邦人男性は、夫人に寄り添うように、通路へ移動しました。程なく、邦人男性が、降車口に向かってくる若い男性(20~30代位)を認めたため、通路を明けようとしていたところ、夫人に席を譲った男性から、リュックサックを引っ張られたそうです。この時、被害男性は、身動きが取れにくい状態にあったため、手助けをしてくれたと思ったそうです。一方、夫人は、降車しようとしていた若い男性が、目の前に立ちはだかった上、殊更に身体を寄せて来たことから、何が起こっているか見えない状態になったそうです。被害については、バスを降りてはじめて気付き、リュックサックのチャックが開けられていたとの事です。被害状況を総括すると、少なくとも2名以上の共犯による犯行であることが窺われます。犯人の一人は、被害邦人を夫人から引き離すべく、席を譲って、被害男性の背後に周り、親切を装って被害男性を引き寄せる一方、犯人のもう一方は、犯行の発覚を防ぐため、降車を装いつつ、夫人の視界を遮るように、殊更に身体を寄せています。
  
    犯人像について、詳細は不明ですが、マレー系のような茶褐色系の肌色(インド系とは異なる)をしていたそうです。
なお、本件と同じ日の午後0時30分頃、別の在留邦人のご夫婦がコムター行きのラピッドペナン101の車内で、ウエストポーチから財布を盗まれる被害に遭われています。ここ数年、ラピッドペナン内におけるスリ事案は、邦人被害にかかる事件のうち、最も頻度の多い手口となっています。気付かないうちに複数名に囲まれ、役割分担をした犯人グループが

   ガムを擦り付ける、小銭や紙片をわざと落とす、話しかける
などして、巧妙に注意を惹き、実行犯役がその隙に財布や携帯電話等をバッグやズボンのポケット等から盗み出すことが確認されています。
 
【被害防止のためのアドバイス】
バッグ等は常に自分の見える範囲で携行する。
  飲食店や路線バス内において、バッグ等は、身体の前面で両手で抱える等して、常に自分の見える範囲で携行してください。
   
現金やパスポート等の貴重品は、チャックの付いているポケット等に入れて携行する。
  貴重品は、衣服やバッグのチャックやボタンの付いているポケット等に入れて保持し、財布などは外部から見えないように注意してください。また、時々、ポケットを触る等して貴重品の存在を確認するように心掛けてください。
   

路線バス内等で密着等してくる人物には注意する。

 
路線バス内等において、身体を寄せて密着してくる人物や親しげに話しかけてくる人物に注意していただくと共に、その際には貴重品やバッグ等の管理に気を付けてください。
 
☆   万が一、犯罪被害に遭ってしまったら、在留邦人の皆様や旅行者の皆様の安全な滞在のためにも、在ペナン日本国総領事館のメールアドレス(cgjp@pe.mofa.go.jp)又は電話、FAXにて情報をお寄せいただくようお願い申し上げます。
 
 
在ペナン日本国総領事館
Tel:04-226-3030 Fax:04-226-1030