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ペナン安全情報(平成26年1月15日更新)
路線バス(ラピッドペナン)内において窃盗(スリ)未遂被害が発生
 
【在ペナン日本国総領事館】
【事案の概要】
〇  昨年(平成25年)12月26日(木)午後0時ころ、邦人旅行者(女性1名)がウェルドキー・ジェティ前のバスターミナルから出る無料の路線バス(ラピッドペナン)に乗車していたところ、斜め掛けしていたショルダーバッグからスマートフォンを盗み取られそうになる窃盗未遂被害が発生しました。
  被害当時、車内は混雑しており、邦人女性は、斜め掛けしたショルダーバッグを身体の前に寄せ、その上に左手を載せて、右手でバス内の支柱を持って立っていました。犯人グループは、肌の色が黒い数人組で、コーンウォリス要塞前のバス停から乗車し、人ごみをかき分けて、邦人女性の近くまでやってきたそうです。(うち一人は被害者の後ろに位置し、一人は被害者の前に配置。)
  邦人女性の後ろに位置した男は、女性のシャツを引っ張り、「右肩の後ろにガムが付いている。」と言って、その注意を惹こうとしました。邦人女性は、ガムが付いていることを目視したものの、そのまま無視していましたが、後ろの男がしつこくシャツを引っ張るので、バッグからティッシュを取り出し、斜め後ろを振り返りながら、ガムを拭き取ったそうです。そして、前を振り返ると、被害者の前に立っていた男が、バッグ内に手を伸ばし、まさにスマートフォンを盗み出そうとしていたため、男からスマートフォンを取り返し、事なきを得たそうです。
    また、犯人グループは、次のバス停に着くと、慌ててバスを降りて行ったとのことです。
なお、ここ数年、ラピッドペナン内におけるスリ事案は、邦人被害にかかる事件のうち、最も頻度の多い手口となっています。気付かないうちに複数名に囲まれ、役割分担をした犯人グループが
    ガムを擦り付ける、小銭や紙片をわざと落とす、話しかける
などして、巧妙に注意を惹き、実行犯役がその隙に財布や携帯電話等をバッグやズボンのポケット等から盗み出すことが確認されています。

 
【被害防止のためのアドバイス】
〇 バッグ等は常に自分の見える範囲で携行する。
      飲食店や路線バス内においては、バッグ等のフタを下側にしてひざの上に乗せる、バッグ等のフタを内側にして、自分の身体の前面で抱える等、常に自分の見える範囲で携行してください。
 
〇 路線バス内等で密着等してくる人物には注意する。
      路線バス内等において、身体を寄せて密着してくる人物や親しげに話しかけてくる人物に注意していただくと共に、その際には貴重品やバッグ等の管理に気を付けてください。
 
〇  現金やパスポート等の貴重品は、チャックの付いているポケット等に入れて携行する。
       貴重品は、衣服やバッグのチャックやボタンの付いているポケット等にいれて携行し、財布などが外部から見えないように注意してください。また、時々、ポケットを触る等して貴重品の存在を確認するように心掛けてください。
   
 
☆ 万が一、犯罪被害に遭ってしまったら、在留邦人の皆様や旅行者の皆様の安全な滞在のためにも、在ペナン日本国総領事館のメールアドレス(cgjp@pe.mofa.go.jp)又は電話、FAXにて情報をお寄せいただくようお願い申し上げます。
 
在ペナン日本国総領事館
Tel:04-226-3030 Fax:04-226-1030