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ペナン安全情報(平成25年7月19日更新)
ペナン州ペシャランガーニー沿いのコンドミニアムにおいて忍び込み被害が発生
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【事案の概要】 |
【在ペナン日本国総領事館】 |
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〇 7月4日(木)午前0時~午前5時30分頃までの間、ペナン州ペシャランガーニー沿いのコンドミニアムにおいて、邦人被害の忍び込み事件(家人就寝中)が発生しました。
犯人は、空き家となっている隣家に侵入後、ベランダ沿いに被害者宅への侵入を試みましたが、ベランダの戸が施錠されているのを確認するやキッチン横の出入口に狙いをつけ、施錠されていたグリル戸を開けた上、キッチン横の出入口戸を解錠して侵入し、テーブルにあった財布から現金を抜き取ったほか、腕時計を盗んで逃走しています。
被害者の方によると、同じコンドミニアムで他にも3件ほど同様の被害があったようで、この種事件は、連続発生する可能性もありますのでご注意ください。
なお、被害者の方の話では、侵入口はいずれも破壊されておらず、グリル戸については外部から力を加えると解錠でき、キッチン横の出入口戸についても換気用のスリットが入った窓から手を回して解錠できることが、被害に遭ってわかったとのことで、構造的な問題があるものと推察されました。一方でこのような構造上の脆弱性に内通した関係者による犯行も懸念されますので、下記の点にご留意頂きますようお願い致します。
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【被害防止のためのアドバイス】 |
〇 防犯体制の確認
隣家が空き家であったり、ベランダ沿いの平行移動あるいは上下階から配水管や壁などを伝っての垂直方向の移動が可能な構造となっていないか確認をお願い致します。もし、そのような構造が確認できた箇所は、常に施錠しておくことをお勧め致します。
また、出入口の施錠設備について、自分が犯人になったつもりで観察してみてください。十分な強度があるか、簡単に解(開)錠できる作りとなっていないか、施錠部分に外部から手が届く状態になっていないかなど、再点検することをお勧めします。 |
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〇 防犯グッズの活用
犯人も姿を見られたり、周囲に悟られることを恐れています。次のような防犯グッズも被害防止に効果的です。
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・ 玄関ドア付近に防犯カメラまたはそのダミーを取り付ける。
・ 玄関グリルや玄関ドアに防犯ブザーを取り付ける。 |
戸を開けるとブザーが鳴動する装置がDIY等の量販店において入手可能です。 |
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〇 コンドミニアムの管理事務所に出入者管理や警備の強化を依頼する。
コンドミニアムの管理を行っている管理事務所に対してコンドミニアムに出入りする者の
チェック強化や敷地内のパトロール等の警備強化を依頼してください。
また、コンドミニアム内でおかしい行動(玄関をのぞき込んでいる、辺りの様子をうかがっている等)をしている者を見かけた場合は、管理事務所や警備員に通報してください。 |
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〇 万が一、空き巣犯人と遭遇した場合には、無理な抵抗はしない。
万が一、在宅中に空き巣犯人が侵入して遭遇した場合には、無理な抵抗はしないでください。
犯人は複数である可能性も高く、また、逃走するために危害を加えてくることもあります。
犯人の顔等の特徴を覚え、直ちに警察、コンドミニアムの管理事務所や警備員に通報してください。 |
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☆ 万が一、犯罪被害に遭ってしまったら、在留邦人の皆様や旅行者の皆様の安全な滞在のためにも、在ペナン日本国総領事館のメールアドレス(cgjp@pe.mofa.go.jp)又は電話、FAXにて情報をお寄せいただくようお願い申し上げます。 |
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在ペナン日本国総領事館
Tel:04-226-3030 Fax:04-226-1030 |