当館管轄北部6州の2014年度予算の要点は以下のとおりです。詳細についてはPDFファイルをご覧ください。それぞれ各州首席大臣が州議会で行ったスピーチ・テキストを参照にしています。
【要点】
● 野党州のペナン州は歳入、歳出ともに縮小。ペナン第二大橋開通の経済効果に期待。民間資本を活用した経済
活性化策に重点をおく。
● 与党が奪還したケダ州は連邦政府の資金割り当ての増加を見込んだ予算編成。投資誘致に強い意欲を見せている。
● ペルリス州は2015年までの先進州入りをめざす。投資誘致のためペルリス・インベストを設立予定。
● ペラ州はノボテル・ホテル他4軒のホテル誘致に成功。農業分野でも民間プロジェクトが進行中。
● クランタン州は歳入の4割近くを石油ロイヤルティーに頼る。今後も鉱物資源分野への投資誘致を推進する。
● トレンガヌ州は他州の倍以上の規模となる22億リンギット(約660億円)の予算を組み、その歳入の9割を連
邦政府からの資金が占める。 |