2021 年度の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の引渡し式

令和5年3月20日
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3月8日、ルマ・セリ・ケナンが (クランタン州)のプロジェクト・サイトにおいて、障害者協同組合に対する2021年度の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の引渡し式が行われました。
 
日本政府は、同協同組合に対して、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」である「知的障害をもつ若者のための農業分野における能力強化計画」を通じて、71,138 米ドル (RM295,624.99― に相当) を供与しました。
 
引渡し式には、USM副学長の ダト・アブドゥル・ラマン教授を始め、USM医学キャンパスのダイレクターのシャハルム教授、クランタン州福祉局長のサイド・シドゥプ氏、クランタン・マレーシア協同組合委員会長のザイヌディン氏、副学部長のアマド・ファミー准教授、障害者協同組合会長のモハマド・ズルキフリ博士が立ち会いました。
 
 プロジェクトの責任者であるズルキフリ 博士は、日本政府と日本国民に対し、助成金に対して感謝の意を表しつつ、農業訓練を提供することを目的としたこのプロジェクトは、知的障害を持つ若者だけでなく、州内の 10 地区にある 45 の CBR (コミュニティ・ ベース・リハビリテーション) センターのトレーナーにも利益をもたらすと述べました。
 
USM 副学長のアブドゥル・ラーマン教授は、日本政府に対し、知的障害のある人々の生活改善に役立つ助成金に対して、最大の感謝を表明しました。
 
また川口総領事は、このプロジェクトが日本国民とマレーシア国民の親善と緊密な関係の象徴であり、今回支援したインフラが知的障害者のためにできるだけ長く有効に活用されることを期待すると述べました。
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