川口総領事着任御挨拶

令和4年10月6日
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     マレーシア北部6州(ペナン、ペルリス、ケダ、クランタン、トレンガヌ、及びペラ州)の皆様、在住の日本人の皆様、日頃からの在ペナン日本国総領事館の活動への御理解と御協力に感謝申し上げます。折笠前総領事の後任として着任した川口伊靖(かわぐち よしやす)です。よろしくお願い申し上げます。
 
     2022年は、日・マレーシア外交関係樹立65周年、マレーシアの東方政策40周年、2023年は、日・ASEAN友好協力50周年にあたります。私は、こうしたタイミングで着任し、これまで長年にわたり日本と北部6州を含むマレーシアの多くの皆様が培って来られた関係の重みを感じ、重責に身の引き締まる思いです。
 
     私はこれまで東京では主に国際協力局、海外ではロシア、ウクライナ、国連での勤務経験がありますが、マレーシア勤務は初めてになります。まずは北部6州を自分で見て、多くの皆様と話し、同6州を含むマレーシアのことを知りたいと考えております。そして、常夏の国での勤務を楽しみにしているところです。 
 
     東方政策で日本に行かれた多くのマレーシアの皆様は、北部6州でも色々な分野で活躍されておられ、折笠前総領事から、同6州の日本人の皆様は4,000人、日系企業は200社、日本関連団体は30団体もあり、日本のプレゼンスは高いと聞いております。
 
     最近、コロナ禍の終わりの可能性についてようやく語ることができるようになりました。私は、これまで長きにわたり北部6州において日本とマレーシアの皆様が培って来られた友好関係の促進のための潤滑油となること、日本人の皆様に必要かつ適切な行政サービスを提供することを主たる使命として、これまでの歴代の総領事と同様、最善を尽くしたいと考えております。
 
     今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

     まずは、略儀ながらこうして当館ホームページ上にて、御挨拶申し上げます。

 
令和4年10月5日
在ペナン日本国総領事
川口 伊靖