5月12日以降のマレーシア全土を対象とした活動制限令(MCO)の実施について
令和3年5月11日
令和3年5月11日掲載
○5月10日、ムヒディン首相はフェイスブック及びツィッター上において、現在、国家的危機を引き起こすような新型コロナウイルスの感染拡大の第三波に直面しているとして、マレーシア全土に対し、5月12日以降、緊急、健康、就労、商業活動、ワクチン接種の予約と言った目的、さらには遠距離となる夫婦を除く地区及び州を越える移動の禁止並びにレストランや飲食店での飲食の禁止などを含む活動制限令(MCO)の実施を発表いたしましたところ、本件詳細等を含めマレーシア国家安全保障会議をはじめとする関係機関並びに報道等から最新の情報収集に努めてください。
〇マレーシアでは、5月10日に新たに3,807人の感染者が確認され、累積感染者数が444,484人となっており(そのうち、1700人が亡くなられており、405,388人が回復しております)、またマレーシア保健省は、混雑した場所(Crowded place)、狭い空間(Confined space)、近距離での会話(Close conversation)の3Cを避け、頻繁なる手洗い(Wash)、昨年8月1日より国家安全保障会議により義務付けられている公共の場所でのマスクの着用(Wear)、握手や他の人との接触を避けるなどといった同保健省からのアドバイスに注意する(Warn)の3Wを心掛けるとともに、新たなる生活様式としてS(Syarat:活動制限令(MCO)下において定められた様々な規則).O(Orang:子供、乳幼児、高齢者、非健常者のような重篤化する危険性のある人は保護される必要があり、症状があり、体調の良くない人は早急に診断を受ける).P(Penjarakan fizikal:常時、1メートル以上のソーシャルディスタンス(社会的距離))を遵守し、WHOの情報などを介してマレーシア国内外の感染状況に注視するよう案内しております。
○新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合は、当館まで御一報願います。